「音楽のもつ力」

当院では月に2回、「ほほえみ小樽音楽療法研究会」代表の笠原さんに来ていただき、

『音楽療法』を開催しています。

楽しい時間を過ごせるので、入院患者さんに人気の活動です。

 

ところでみなさんは、音楽療法をご存知でしょうか?

医療や福祉関係の方は、聞いたことがあったり、ご存知の方も多いかもしれませんね。

 

音楽療法は、音楽(音楽の特性)を使い、その人の病気や障害・問題行動などを

良い方向に変化させていく治療手段で、治療目的をもって行われる音楽活動です。

音楽は、人の心の深い部分に直接働く特性があるため、

対象は年齢・性別・障害の有無を問いません。

もう少し掘り下げて説明すると、音楽療法は、音楽教育やレクリエーションとも違います。

音楽のスキルが上達することを目的にはしていないため、音楽教育とは異なります。

また、対象となる方の能力に合わせた治療目的を設定し、

その目的にそったプログラムを提供するため、レクリエーションとも違います。

そのため、音楽療法は専門のトレーニングを受けた音楽療法士によって行われます。

 

と、本来はとっても難しい内容の音楽療法ではありますが・・・。

 

当院で音楽療法をして下さっている笠原さんは、そういった難しいことを前面に押し出さず、

参加している患者さん達の

「楽しい」「嬉しい❤」「懐かしい❤」といった良い感情や

感性に触れることを大切にして下さっているようです。

好きな音楽を聴いていると、楽しい気持ちになったり、

スッキリした気持ちになったというような経験は誰にでもありますよね。

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 説明はこのくらいにして・・・

実際の活動では、音楽を聴いたり、楽器を弾いてみたり、歌を歌ってみたり、

他にもリズムやメロディーに合わせて簡単な体操や顔や口周りのストレッチをしたり、

簡単なやり取りの中で単語想起(言葉を思い出す)を促したりしています。

 

楽しそうに一緒に歌う方、リズムを取る方、声にならなくても口元がかすかに動く方、

顕著な反応は無くても音楽に聴き入っている様子の方、

普段は閉じている目を開けてくださる方・・・。

患者さんの反応は様々ではありますが、共通しているのは、

患者さんの表情が明るくなるという点です。

傍らで見ているわたし達は、「音楽には、不思議な力が秘められているなぁ・・・。」

と感じています。

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 毎月、第2・第4火曜日の午後2時30分から行っています。

ご興味のある方は、ご連絡いただければ、見学も可能です。

お気軽にお問い合わせください。

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 最後に、わたくしごとではなく病院ごとではありますが、

「心優会 野口病院 スタッフブログ」は、一周年を迎えました。
パチパチパチ

これからも、色々なことを発信していけたら良いなと思います。

ご意見などありましたらぜひお寄せください。宜しくお願いします。

運営推進室 Y