縁の下の力持ち

医療機関では様々な職種のスタッフが働いています。
医師や看護師、介護士、薬剤師に栄養士、各療法士や放射線技師など
多くの方に知られている職種はたくさんありますが、
今回は、当院で、たった1名で奮闘しているスタッフのことを紹介したいと思います。
当院ではそのスタッフを「営繕さん」と呼んでいます。
その業務は多種多様で、建物や備品の修理や補強、往診時の運転や送迎、暖房の管理などもしてくれます。
「営繕さん」は、工夫をするのが得意で、次々に斬新なアイデアを提案してくれます。
傍から見ていても一人で大変そうですが、伺うと、
「こうすると、(患者様が、もしくは職員の皆さんが)より使いやすいのではないかな?」と考えて
色々工夫し、喜んでもらえると大変とは思わないのだそうです。
出来る限りコストを抑えて、修理、補修に努めてくれ、ありがたい存在です。

新型コロナウイルスの道内感染者が増加し始めた3月以降、
営繕さんの業務はさらに忙しくなりました。
小樽では当時まだ感染者が出ていませんでしたが、
受付窓口をビニールシートで覆い、また患者様が来院された際には
インターホンで症状をお聞きしてから入っていただく仕組みを、
営繕さんの力を借りて手作りしました。

「営繕さん」は決して表に出ることは無く、
「病院内で、もう少しここをこうして欲しいなどありましたら、
些細なことでも構いませんのでご相談ください。」と遠慮がちに提案してくれます。
直接患者様と触れ合う機会はありませんが、こうした縁の下の力持ちが、
患者様や職員のことを考え、日々奮闘しています。

さて7月に入り、気温も上がって北海道は例年であれば観光シーズン真っ只中ですが
小樽ではコロナ渦下においてまだまだ先行きの見通しが立っていません。
早く活気が戻ることを願うばかりです。

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     例年は観光客で賑わう堺町通も歩く人はまばら

最後に、新型コロナ対策に努めている最中、
企業様や団体様、個人の方を含め、本当に多くの方々から様々な温かい支援を頂きました。
この場を借りて、心からお礼申し上げます。