秋の「けんしん」の季節です!

猛暑や大雨に見舞われ、いわゆる「夏疲れ」が取れないうちに、峠から初雪の便りが届きました。
収穫の秋、食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋・・・秋にもいろいろな楽しみ方がありますが、この季節、学校では「身体測定」、職場では「健診」という言葉を聞く機会が増える時期でもあります。
野口病院でも、秋の健診の真っ最中です。

巷では、健康ブームで、メディアで健康に関するさまざまな情報があふれています。
不特定多数の人に向けた情報の発信は、受け手次第で違うメッセージになる可能性もあります。情報が多い時代だからこそ、自分の身体の状態を知り、慎重に、必要な情報を賢くチョイスしたいですね。

話がそれてしまいましたが、皆さまは健診(=健康診断・健康診査)の結果をどのようにご覧になっていますか?
おなか周りが・・・」「体重が・・・」というのは分かりやすい数値ですが、検査値となると、今ひとつ分かりにくく放置してしまうことも多いのではないのでしょうか。
そこで、お役に立てていただきたいのが、医師のコメントです。医師は、一人ひとり全てのデータを見てコメントしています。
要再検査」「要精検(精密検査)」「要治療」・・・
「昨年と同じ値なのに、昨年は何の指摘もなかったのに、今年はダメってどういうこと?」と質問を受けることがあります。
1回だけの検査では注目されないことも、同じ状態が翌年も継続しているのであれば、何か病気が隠れているかも、と考えられるケースもあるのです。
健診が終わった、と安心してしまうのではなく、結果をうまく活用して、楽しく元気に過ごしたいものです。
また、再検査の通知があっても、何科で診てもらったらよいか分からず放置していた、というお話もよく耳にします。せっかくの機会ですから、健診してもらった病院の医師や看護師にお気軽に相談してみてください。

なお、企業等にお勤めされていない方には、市町村が「特定健診券」を発行しています。
前年度と継続・比較して結果をみてもらうことができるので、おススメです。

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特定健診を受けると、このような報告書が届きます


風邪の流行が心配な時期が近づいてきました。健診の結果を活かして、是非病気の予防にお役立てください。
皆さまのご健康をお祈りしつつ・・・
(文責:外来 高村)